海の見える格安物件、必然の出会い【1】

神が降りてきたとでも言うんでしょうか。
その日の決断は、わずか1分だった。
おそろしく早かった。
まだ見てもいない海の見える小さな家。

そうです。
長らくず〜〜〜っと考えてきたんです。
老後はもうすぐやってくる。
フリーランスでけっこう稼いでいた時代もあったけど、親の発病に始まるフリーとしての限界にリーマンショックに始まる不況が追い討ちかけて、下流に転落して早7〜8年。
どん底のぼんびー生活は、それはそれで、いろんなことを処分して諦めて、けっこーなんとかなったけど。いやいや、それでは老後はどうするの?

やばい。やばいです。
長いことフリーランスだったから、年金はまったく当てにならない。
家賃と光熱費払ったら生活費が残らない。
刻々とその時は迫っている。

という訳で、この3年、せめて自分の住処だけは確保しようと都心のワンルームマンションを探し続けてきた。
今住んでる賃貸と同じ、17〜18㎡のほんとにほんとにちっちゃなワンルームマンションでいいから、とにかく手に入れよう。
予算は600〜700万。

なかなか決め手がないままにあっという間に3年経った。

3年前はあったんですよ。その予算でも。
築47年の17㎡、超オンボロマンションが西新宿に。
周りは高級マンションの中に築45年の24㎡が市ヶ谷に。
神田川の夏の淀んだ匂いを我慢すれば30㎡が江戸川橋に。
その他もろもろ・・。
どれも賃借権ですけどね。

それが東京オリンピックのせい?
それともリノベーション流行りのせい?
まあ両方の理由でしょう。
高騰してまったく探せなくなりました。
情報が出る前に業者さんの手に落ちてるんですね、きっと。そして、鍋も洗えないようなちっさなシンクのキッチン付けて、フルリノベマンションになってます。私、これでもけっこう料理好きなんです。そんなキッチンはイヤだ(泣)

このままずるずると、時間だけ過ぎていくのか。
どこかで思い切らないと。でもお金はない。出せるのはこの予算がせいいっぱい。
12年前、無理して買った1LDKのちょっと広めのマンションは、ローンが払えなくなり、損を覚悟で泣く泣く手放した。あれを繰り返すのじゃ意味ないし…そう悩む毎日。

そして方向転換。
地方へ!GO!

・・・・続きはまた後ほど

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