これがリアル竹取物語、はさ掛け用の竹を取る

はさがけ用の竹取り

まだまだ暑いですね~。都民はGoToトラベルも除外されてるから行くとこないけど、Tokyoの田んぼがあるさ♪

竹取りにGoTo里山

残暑の8月もあと少し。稲はすくすく育ってます。寺家ふるさと村の普通のお米は頭を垂れはじめましたよ。私たちのは古代米なので、今、実をつけはじめてる最中です。この時期は田んぼに入ってはダメなのね。雑草も負けじと育ってるから、除草したくなってしまうのだけど、今はダメなのですよ。花が咲きはじめてる穂先を痛めてしまうから。

苗が分けつする初期に(田植え2週間後と1カ月後の2~3回)、栄養を吸い取ってしまう雑草を取り除いておけば、その後は雑草に負けないから放っといていいんですね。

じゃあ、この時期やることないのかというと、さにあらん。先々週は案山子を作ったし、畑のお世話だってあるし、あぜ道は除草しないとだし、今週は山に入って竹取りです。はさ掛け用の竹ね。リアル竹取物語なのよん、おじいさんは山へ竹取りに。今日は竹取りのミニイベントなので、子どもたちも一緒。みんなコロナで行くとこないし。

今年は、もうひとつの農園の山で竹取り

NPO「農に学ぶ」は、寺家ふるさと村(のすみっこの町田市)に二つの農園がある。私たちの方の農園の山はだいぶ竹を取ってしまったので、今年はお休みをして寝かせ、もうひとつの農園の山の竹を取ることになった。こちらの農園は、おもに近所の幼稚園や小学校の子どもたちが田植えと稲刈りを体験する場所なんで、普段はボランティアさんが田んぼのお世話をしてるんですよね。

こっちの山には入ったことがなかったので、あまりの急斜面に臆してしまった。あかん。これ、ムリ。転げ落ちるわ。竹取りは頼りになる男性陣にお任せです。

スキーの上級者コースなみ急斜面の山から竹取り

1年目の竹はダメで、2~3年目の竹を使う

竹はどの竹でもいいって訳ではないのね。まず、1年目の竹はダメなんだそう。1年目とはいえども竹の成長は早いので、筍の季節からわずか半年で、もう4~5メートルの高さにはなってはいるんだけど。でもダメ。柔らかくてたわんでしまうし、水分が多いからすぐに腐ってしまうのだと先生から説明があった。

どうりで・・。畑に使う支柱にと思って、その辺に生えてた細い竹(篠竹)を切って使ってみたんだが、1カ月後には腐って倒れてたものねえ。水分が多い。そういう理由だったのかと合点がいった。

そして曲がって伸びてしまった竹も伐採する。そうやって他の竹をまっすぐ伸びるように育てるんだそう。竹林を育てる。人間が利用できるよう、里山は手入れして育てていくもんなんですねえ。

竹の枝葉を削ぐ

さてさて、危険な急斜面の竹取りはパスして、女子どもは下の小さな広場で待ち、取った竹の枝葉を削ぐ作業です。切ったら終わりという訳じゃない。

その辺に転がってる太めの木の枝を短く切って、棍棒を作る。棍棒で枝の付け根と幹の間、Y字の部分をパコンと叩くと、ぽろっと枝は落ちるんですね。削ぐというか叩き落とすという感じ。若いお母さん、パッコンパッコン叩いてる。楽しそうだと見入ってたら、いきなり起き上がって「はぁ~、スッキリする~!」と一言(笑)

まさしく日頃のストレス発散ですわ。棍棒で叩くなんて、普段の生活にはまったくない作業だものねえ。

子どもたちは、枝が落ちる理論がわかってないから、枝そのものを叩いて枝は落ちず・・。そりゃ落ちんわ。でも落ちるとすっごく嬉しそう。だんだんコツも覚えてきて、子どもたちも戦力になり、作業は一挙に終わりました。

はさがけ用の竹の枝葉を棍棒で叩き落とす
まだコツを掴む前。でもこのあとメキメキ上達。
できあがった竹竿
できあがり。この3倍くらいの量を作った。

そう遠くない昔、昭和の前半までは、こうやって子どもも大人と一緒になって、遊びながら仕事を覚えてったんだろうなあ。

話ちがうけど。

おじいさんは山へ竹取りに、おばあさんは川へ洗濯へ、でしょ。こぶ取りじいさんも、花咲かじいさんも、雀のお宿も、全部じじばばだわねえ。日本昔ばなしってじじばば多くない? 日本って、大昔から高齢化社会だったのか?!

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