家庭菜園用の庭構想。目指すはポタジェガーデン!?

忘れちゃいないが、ここの最終目標は、もうすぐやってくる自分の老後のために、賃貸に出して家賃収入を得ることだ。どんな人が借りてくれるのだろう?

現地で働く若い家族?
東京で暮らすリタイアした夫婦?
海を満喫したいサーファーのグループ?
お金持ちの別荘?

いや、お金持ちだったら自分で買うな(笑)
今、一番想定しているのは、リタイアして、体が動くうちは田舎暮らしを満喫したいという東京の夫婦だ。あれ?まさしく、私じゃん。旦那もいないし、年金もほぼないけどね。阿川佐和子が63歳で初婚を果たしたから、その可能性は捨てずに行こう(笑)

体が動くうちと言うのは、つまり、ここは車がないと生活できないのだ。奥さんも旦那さんもじーちゃんも18歳になった子どもも、ひとりに1台、みんな車を持っている。そういう生活。だからいつも師匠に高速のバス停まで迎えに来てもらっている。

田舎暮らしを満喫してもらうにあたって、海が見えるバーベキューコーナーを作り、バーベキューコンロも用意した。でもやっぱりもうひとつ欲しいのは、毎日遊べるもの。家庭菜園かな、私だったらね。

バーベキューコーナーに、この間作ったテーブルとパラソルを置いてみた。

ところがこの庭ときたら、30年近く野生化してたので、もとはほとんど森だった。
その木をバッサバッサと切り倒して庭となったのだが、いたるところに木の切り株が顔を覗かせて、邪魔だったらありゃしない。
ほんと邪魔!作業してる間もよくけつまづく。せめて、家庭菜園にしようとしてる場所の、あの1本だけでも抜きたい。

「これ、抜けないかなあ?」
「木の切り株って、奥深くに大きな根が張ってて、ユンボを使って相当深く掘ってもかなり苦労するね。」
「いや、それじゃお金かかるじゃん。私がやるの。」
「はぁ〜〜っ???」
呆れたような師匠の返事だ。

「地道にスコップで深く掘って、根を1本づつノコギリで切ってバラして抜いて、からまってる細い根も切って、そうやったら抜けないことはないけど。俺はやらないよ。」

うん。やってやろうじゃない。だてに5年も里山の田んぼで土木作業をやってない。田起こし、クロ塗り、シロかきと、ほとんど土木作業のようなことを人力でやってきたわけだし。お金がない分は人力勝負。
昔の人はみんな人力でやったんだから、そうやって開拓してきたんだから。やってやれないわけがない。やらずにできるわけがない。

横浜・寺家ふるさと村のはずれにある谷戸田(やとだ)。谷戸田は地名ではなく谷あいに開いた田んぼのこと。山に降った雨が谷に集まるため、古代から田畑として利用されてきた。ここで古代米の有機米作りに参加している。

田んぼの水が抜けていかないようクロ塗りをしたあと。クワでやる左官工事みたいなもの。すべて手作業でやっている。

よっしゃ〜、やったるで〜!今度はポタジェガーデン・・
ポタジェの語源はフランス語のポタージュ(スープ)。スープの具を作る庭のこと。
イギリスの素朴なキッチンガーデンより装飾性・鑑賞性が高いオサレなフランス風家庭菜園のことらしい。フランス語ではポタジェ(potager)と言いきるが、フランス以外の国ではわかりやすいように英語のガーデンをつけているようだ。変な和製仏英語かと思いきや、万国共通語だった。(笑)
まあ、とにかく、借りてくれた人がそんな家庭菜園をすぐに作れるように、事前に切り株を取って耕しておくのだ。

と思って、日曜に茨城に向かおうとしておりました。
が、しかあし!!!

悲報。師匠、ギックリ腰で倒れる。

あああぁぁぁ、師匠!!
師匠がいないと送り迎えがない、現地にすら行けないワタシであった。。。←そっち?

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