よそさまの田んぼは、もう稲刈りも済み、はさ掛けが田んぼに現れる季節になりました。
写真はよそさまの田んぼね。上手だなあ。さすがにきれいだわ。
私たちの田んぼは11月に稲刈りをする。9月に穂を出してから、ゆっくり育つ古代米の品種なのだ。
先週、倒れた稲を起こして、稲だまを取り除く作業をした。
あいかわらず増えてる・・;
2週間前にもチームの他の人が稲だま除去をやったはずなんだけど。

他のチームの稲だまも、全部集めたらこんなことになっていた。ゴミ袋いっぱいに入った稲だまが4〜5袋。どうなんですか、これ。年々増えてきてる気がする。もう、大きな木の下で自然に浄化されるどころではない。今回は集めて焼いてしまうことになった。

稲だま対策の秘策?
「今年はね、冬になったら、もう焼いちゃおうと思うのよ。」
と、先生がおっしゃった。
「焼いちゃうというのは?」
「12月か1月くらいに、田んぼごと稲だまの胞子を焼いちゃうの。」
「焼畑ですか。」
「そう、そんなとこ。」
畑じゃないから焼き田んぼ?発音だけ聞くとなんかおいしそう(笑)
でもホントになんとかせんと。稲だまがついた穂は、ちょっとでも残すとまた稲だまが増えるので、見つけると茎から1本まんま切り取って捨てるんですよね。したがって収穫量が大幅に減る。もったいないけど、しゃーない。
焼き田んぼならぬ野焼き。そういう裏側の作業は、先生方とNPOのボランティアさんが平日に行ってしまうことが多いので、参加できるかどうかはわからないけれど。もし土日に行うなら、ぜったい!行きます。行ってリポートしますね。
里山整備もちょちょいと。
この日はその他に、育ちすぎた山もちょっと整備した。
山の谷間に作られた谷戸田(やとだ)だから、木がどんどん育つんですよね。私たちの受け持ちは田んぼの入り口にある桑の木。育ちすぎて腰をかがめないと畔を通れない。

切る前の写真を撮り忘れたので、なんのこっちゃ?な写真ですが(笑)これでもずいぶん切ってスッキリしたんですよ。腰をかがめなくても通れるようになった。
そういえば、6月にはこんなこともあったっけ。

これはなんの写真かというと、強風で木がボッキリ折れたの図。2本も。
遠目で見ると細い木に見えるけど、なんのなんの、近場で見るとかなり太い木なんですよ。そんなのがボッキリ折れるんだから、自然はスゴイ。
それが畔をふさいでしまって、やっぱり通れなかった。小さなノコで、自分たちで切るのにずいぶん苦労して、結局最後は先生方におまかせしてしまった。
里山、いろいろ事件が起こる。それが自然との付き合いなんだけど・・。
今週末はまた大きな台風19号が来る。
15号の傷が癒えぬ千葉県が心配です。急に進路変更とかしないかな・・