田植えと水藻とまたまたモグラ

田植えが終わった水田

先週、田植えに行ってきた。
寺家ふるさと村はいつも私たちより1カ月早い5月のGWに田植えを行うのだけど、今年は時期を延期したようだ。私たちと同時期に田植えをしていた。緊急事態が解除されるのを待ってたのかな。たぶん4月の種まきからもう、種まきを遅らせて、スケジュールを組み直していたのだろう。そうじゃなきゃ、前にも書いたけど、苗が成長しすぎてダメになってしまうから。

出荷しないなら田植えスケジュールは臨機応変?

長年ずっと、私たちが作る古代米「栄光」と寺家ふるさと村とでは、1カ月近いスケジュールの差があったので、同時期に田植えなんて、こんなことは初めてだ。つまり、意外と臨機応変に時期はずらせるということか。なるほどねえ。子や孫が来れるのをギリギリまで待つことにしたか、あるいは行政からの自粛要請がかなり厳しかったかだな。大掛かりに市場に出すわけではないから、出荷時期に合わせなくてもいいしね。

なんせ今回の自粛要請、NPO農に学ぶの先生が、初めて理事長という肩書きを使って、メンバー以外禁止のお達しを出したくらいだから。それだけでも相当厳しい要請だったのはわかります。

緊急事態は解除されたけど、私たちの田植えは予定どおり各田んぼごとに5~6人づつという、最低限の人数で行われた。おかげで田植え中の写真はありません!←いばり 写真を撮ってる余裕がなかったわ~。

仕事もひとつ増えてしまってたので、トップの写真は植え終わったあとです。ただ、こんな写真は撮っていた。
水藻の繁殖です。増えた仕事とはコレ↓

田植え前に繁殖した水藻

見たことない水藻が1週間で繁殖

田植え前にこんなに水藻が繁殖するのはめずらしい。田植えの1週間前に代かきの仕上げをしたが、その時にはなかったので、わずか1週間でこんなに繁茂したことになる。これ、アオミドロじゃないっぽい。いつも除草時に取り除く水藻は、もっとでろんとした緑色のとろろ昆布みたいな藻なので明らかに違う。

まるでアオサかなにかの海藻のよう。フワフワして、食べられそうな気がするけど、食べませんよ(笑)

このまま田植えをするのもなんなので、田植え前に水藻をレイキですくい上げるという仕事がひとつ増えてしまった。取り除いておかないと2週間後の除草時に、さらに増えたり臭ったりで大変になるじゃない。

そうこうして田植えは終わったのだけど、いつもご招待する子どもたちの歓声もなく、やっぱ寂しい田植えだったなあ。
気分は田んぼを守るじじばばだわ。息子が孫たち連れて里帰りしてきて田植えを手伝うイベントをなにより楽しみに待ってるじじばばの気持ちね・・よくわかったわ。はぁ。

モグラ、またまた!

そうそう田植えの1週間前、代かきの仕上げに行ったら、またモグラの穴が!!しかも、うちから追い出したせいか、水路の先のよそ様んちのクロにも盛大に穴開けてました。

ぼこぼこ開けたモグラの穴

いやはや恐るべし、モグラ。
なんか今年は新型コロナに、見たことない水藻といい、例年にないモグラの大繁殖といい、なんかヘンだぞ。
自然の逆襲かしらん。ウィズ・ネイチャーで参ります。逆らわないよ~。

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