箱根フリーパスを使い倒す【おさんぽ番外編】

箱根ケーブルカー

令和になりました。10連休のしょっぱな、小田急ロマンスカーも乗れるお得な箱根フリーパスを使って、箱根に行って来ました。

2日間で5700円のお得な箱根フリーパス

私たちが買ったのは、新宿から2日間の箱根フリーパス。
https://www.hakonenavi.jp/transportation/ticket/freepass/

小田急ロマンスカーの特急券だけは別料金で往復2160円かかるが、それを含めても交通費は7860円で2日間楽しめるというわけです。
この他にかかった交通費は、家から新宿までの往復と、バス路線からはずれた宿までのタクシー代のみ。しかも、翌日は宿からバス停までテクテク歩いた(笑)

箱根フリーパスの乗り物の範囲

さて、なにに乗れるのかというと、
・小田急ロマンスカー(特急券別途)
・箱根登山電車
・箱根登山ケーブルカー
・箱根ロープウェイ
・箱根海賊船(芦ノ湖)
・観光施設めぐりバス(箱根登山バス)
・箱根登山バス(指定区間)

以下は御殿場・三島方面なので乗らなかったけれど、これも乗れる
・小田急箱根高速バス(指定区間)
・東海バスオレンジシャトル(指定区間)

王道の箱根ゴールデンコースを行く

昔は車でドライブばかりだったので、実は海賊船は乗ったことがない。今回は海賊船も登山電車もケーブルカーもロープウェイも全部乗ろう!となった。すると2日間だと、上で書いたURLに載ってる箱根フリーパスの王道コースそのまんまなんですね(笑)(※画像は、そのスクショ)

箱根フリーパスマップ

御殿場と三島を除いて、このコースをまんま行ってます。

1日目は、
新宿(ロマンスカー)〜箱根湯本(登山電車)〜強羅(バスS路線)〜仙石原

ロマンスカーで箱根湯本に降りると、すぐ脇に箱根登山電車が止まっていたのだが、駅から観光案内所が見えたので、1回駅の外へ出て観光案内所へ行った。めぼしい地図をもらうと、とびきりの情報をもらった。

美術館の入場券は、観光案内所のとなりの交通案内所で買うのがお得

箱根フリーパスは施設優待や料金割引などもついているのだが、観光案内所のとなりにある交通案内所で買うと、美術館の入場券が最安値で買えるというのだ。

ガラスの森美術館1500円が1200円に。
箱根ラリック美術館1500円が1200円。

その他もあったが、とりあえず2カ所の入場券を買った。初日は雨で日帰り観光客が少なかったので、登山電車の混雑を憂慮することなく、ゆうゆう駅を出たり入ったりできたんですね。混んでるようなら、即、登山電車に並んだ方がいいかもしれない。箱根フリーパスの割引でも入場料が1300円になるので。

箱根湯本から強羅へ登山電車に乗る

スイッチバックしながら箱根の山を登って行く登山電車。これで強羅まで行く。途中、塔ノ沢駅を出ると地上43mの早川橋梁を渡るのだが、あっという間だったので写真が撮れなかった。写真を撮りたい人は先に準備ですね。地上43mは、さすがに下を見ると深くて高いですよ。

箱根登山鉄道・早川橋梁

強羅から観光施設めぐりバスを乗り降りしながら美術館をふたつ

バスの路線はいくつかあるのだが、観光施設めぐりバス(S路線)で、ガラスの森美術館へ。まずは美術館のレストランでカンツォーネを聴きながらイタリアン・ランチをいただいた。この美術館では中世の仮面仮装を貸してくれるらしい(GW中の企画)。仮面をかぶるから、心置きなく仮装できるんですね。大勢いました。時間があれば私もやりたかったな(笑)
https://www.hakone-garasunomori.jp

箱根ガラスの森美術館

またバスに乗り、次は、ホンモノのオリエント急行が置いてある箱根ラリック美術館へ。なんで置いてあるかというと、アール・ヌーヴォーの巨匠ルネ・ラリックがその内装を手がけたんですね。1928年、ラリック68歳の時の制作です。この優雅な車内でティータイム体験ができるんですよ。
http://www.lalique-museum.com/letrain/

箱根ラリック美術館・オリエント急行

2日目は、
俵石(バスM路線)〜強羅(ケーブルカー)〜早雲山(ロープウェイ)〜大涌谷(ロープウェイ)〜桃源台(海賊船)〜元箱根港(急行バスR路線)〜箱根湯本(ロマンスカー)〜新宿

2日目は晴れた。前日が雨で人が少なかったから安心してしまっていたのだが、強羅に着いてみてびっくり。ケーブルカー待ちの長い列が。この日はどこへ行っても、乗るのに行列ができていた。そりゃGWですものねえ。

HPには混雑予想カレンダーがあるので(帰ってきてから気づいた)それを見ると、GW中はこの10連休全部、真っ赤っかでしたわ。しかし、ご安心を。箱根の各交通会社のみなさまは、非常によく研究してらっしゃる。人のさばき方や行列の通路の作り方が上手です。
非常にテキパキ進めてて、待つストレスはそんなになかったな。

ロープウェイなんか1〜2分に1本出てるし、ケーブルカーは15分に1本、海賊船は30分に1本くらいかな。収容人員に合わせて、時刻表を組んでるし発着時間も連結してるんですね。さすがグループ会社。いやいや、某J○に見せてあげたい(笑)

箱根登山鉄道
箱根海賊船とロープウェイ

下は大涌谷で食べた、ひとつで7年寿命が延びるという黒玉子。蒸しあがり加減が絶妙で、熱々をふたつも食べてしまった…。これは、ここでしか食べれないのでぜひ。そして黒ソフト。食べると唇が真っ黒に(笑) 黒ラーメンというのもあった。

箱根大涌谷 黒玉子と黒ソフト

混むので、バスは始発のバス停からがおすすめ

桃源台からの海賊船は、どっちで降りるか迷った。箱根関所跡のある「箱根町港」か、湖上に鳥居が立つ箱根神社がある「元箱根港」か。結局、「元箱根港」で降りることにしたのだが、これが功を奏した。

箱根湯本までの帰りの急行バス(R路線)の始発が「元箱根港」だったのだ。

これが朝の通勤ラッシュのようにギュウギュウで、次のバス停の「箱根町港」では人が乗れなかった。
混雑予想カレンダーが真っ赤っかなときは、始発のバス停まで行って乗りましょう。

観光地へ向かう反対車線は大渋滞の中、箱根湯本に向かう車線はわりとスムーズだった。渋滞を懸念して午後早めに現地を出たので、渋滞に巻き込まれたのはちょっとでしたね。
箱根古道も関所跡も行きたかったけど、それはまた今度行くときに。

電車の旅、なかなか良かったです。ビール飲み続けられたしね(笑)

●参考になる箱根ナビのWebカタログhttps://www.hakonenavi.jp/e_catalog/book/html5.html#page=1

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